『花より男子〜Boys Over Flowers』 |
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After Story〜5年後のF4達〜 |
BGM : 今、会いに行きます 唄キム・ボム本人 |
No.1 ソ・イジョン編(日本名:西門総二郎) |
↑↑解説↑↑ プロローグ: 懐かしの学び舎に5年ぶりに集まるF4の3人。(ユン・ジフだけいない) そして各々がそれぞれ懐かしい品々を手にとり思い出に浸る。 No.1 ソ・イジョン編(日本名:西門総二郎) 庭にあった花を見てジャンディの親友カウルを思い浮かべるイジョン。 ----------------------------------------------------------- (回想シーン:クラブ) 彼氏にひどいやり方でフラれて落ち込むカウルを励ますために、復讐目的で彼氏がいるクラブにカウルを連れてきたイジョン。 女達『こんなところにあのソ・イジョン様が来るなんて!』と大騒ぎ。 『ここにいる俺の愛する人(カウル)に捧げたいと思います』 得意のサックスで会場を沸かす。 そして『愛する人って私?私?』と騒ぐ女たち。 ドレスアップしたカウルを見て慌ててカウルを取り戻そうとする彼氏だが、イジョンがカウルを連れて出ていくことでカウルの復讐劇は達成される。 ドレスも髪型も靴も何もかも全てイジョンが用意させたもの。 ----------------------------------------------------------- (回想シーン:早朝の街角) イジョンの想い出の人が最後に残したメッセージが何なのか解らずにトラウマとなっていたものをカウルが必死になって探し回って見つけた場所。 朝日が昇るその一瞬にのみそのメッセージを読むことが出来る看板の文字。 『愛してる、イジョン』 このおかげでイジョンは想い出を断ち切る覚悟が出来た。 ----------------------------------------------------------- (回想シーン:ジュンピョ所有の島でのリゾート) カウル『ついてこないでよ』 イジョン『女の足では無理だよ。華奢な足ではなさそうだが』 睨むカウル。 イジョン『それで?カウルちゃんは運命の相手を信じてるの?』 カウル『必ずいるわ』 ----------------------------------------------------------- 花束を作りカウルに持っていこうとするが、何かが足りない。 自分の写真をいくつも撮りそれぞれにメッセージを書いて花束に差し込むイジョン。 ----------------------------------------------------------- (回想シーン:スキー場で) ぶつかりそうになったカウルを助けるためとっさに駆け出すイジョン。 イジョン『カウルちゃん、大丈夫?しっかりしろ!大丈夫?』 ----------------------------------------------------------- (回想シーン:イジョンの陶芸室) イジョンの心に近づくために陶芸を始めたカウルがイジョンと一緒に土踏みをしているが倒れそうになったカウルをイジョンが抱き留める。 イジョン『俺はいい男だけど、いい奴じゃないよ』 カウル『真面目な子が必ずいい人を好きになるとは限らないわ』 ----------------------------------------------------------- (回想シーン:スケート場で) イジョン『どう?』 カウル『楽しいわ』 イジョン『それじゃ、クライマックスといこうか?』 カウル『え?』 カウルのために用意した花火が上がる。 ----------------------------------------------------------- 自分の手に落ちない女はいないと自負する『天下のカサノバ』イジョンは自分の恋愛スタイルだけは固く守り続けてきた。 自分を守るために。 『自分達のような人間はいずれ政略結婚の道が待っている。自分達に自由は存在しないんだ』 自分に課したルール。 『親友の女には手を出さない。親友の女に関わる女には手を出さない。真面目な女には手を出さない。だから君は対象にならない』 一度は突き放したカウルに対し、それまで固く守り続けてきた自身の恋愛スタイルをジュンピョに触発されて初めて覆したイジョン。 花束を持ってカウルに会いに行く。 |
ソ・イジョンの生い立ち |
その昔イジョンには初恋の相手がいた。 名前をチャ・ウンジェ。 幼少の頃から一緒に育ち、何かあると姉のようにいつもイジョンをかばってくれた。 そして成長した二人は共に陶芸に打ち込むようになる。 ある日両親の不仲に巻き込まれ荒れるイジョンは酔っ払って帰ってくると家の前でウンジェが待っていて1通の手紙を渡される。 酔っ払ったイジョンが複数の女達を連れて家に入っていくのをじっと見つめながらウンジェはイジョンに一言だけ言葉を残す。 「お願い。必ず来てね。待ってるから」 酔って荒れているイジョンは受け取った手紙をぞんざいにテーブルに放り投げまた酒を飲み始めるがよろけた拍子に持っていた酒をテーブルにぶちまけてしまう。 慌ててテーブルの上にあったものを全てゴミ箱に放り投げる。 ウンジェから受け取った大事な手紙も一緒に。 それっきりウンジェは姿を消した。 どこを探しても見つからなかった。 後日談: その手紙に書かれていたのは、ウンジェの最後のメッセージを伝えるための時間と場所。 これがウンジェの最後の賭けだった。 カウルが通い始めた陶芸教室の先生がウンジェだった。 カウルが偶然持っていた物にウンジェとの思い出を重ねたイジョンは、カウルが通う陶芸教室に出向きこっそり覗き込むといくら探しても見つからなかったウンジェが。 そしてウンジェは既にイジョンの兄であるイルヒョンと恋人同士になり幸せに暮らしていた。 |
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