王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ〜相続者たち〜
第5話

タン『今どこで何してる?早く答えろ』

イライラしながら返信を待つタン。

ウンサン『水飲んでるけど?』

キッチンにいるウンサンを見つけるタン。

でも声はかけられない。

ウンサン『何の騒ぎよ?』

何のことか解っていないウンサンは、血抜きしている肉の水を取り替えてキッチンを出る。

タンは考えた。

あの時すれ違った家政婦が着ていたTシャツを思い出しあの人がウンサン母なのか?と。

だから『お母さんがしんどいのが嫌。帝国グループなんて潰れればいいんだわ』とつぶやいてたのか?と。

自分の部屋の窓からこっそり外を覗くタン。

ウンサンが制服を着て登校する姿を見る。

タン「(独り言)本物だ・・・チャ・ウンサン」

ウンサンが出て行った後、タンはメイドルームを訪れる。

狭い部屋にはダンボールで作った棚にウンサンの教科書たちが。

タン「(独り言)会いたかったウンサン・・・こんなところで暮らしていたのか」

心が苦しくなるタン。

そしてキッチンに行く。

冷蔵庫にはウンサンの母の手紙が貼ってある。

『マートへ行きます』

そこへタンの母が入ってきて姿が見えない兄のことを尋ねる。

タン母「出張じゃない?月の半分はいないもの」

タン「ここに来れば毎日会えると思ってたのに」

タン母「あんなに嫌われてるのに?」

タン「俺は好きなの」

タンは本妻にも挨拶に行く。

本妻「転校の手続きは終わってるから。中学の時みたいにいい加減に通わないで。私は大目に見てあげたりしないから!ここに来たのは誰の意思?あんたの母親?」

タン「自分の意思です」

本妻「そう?大きくなったわね。帰ってくるなり兄さんを追い出して。兄さんは家出したって?」

初めて聞く話にタンは驚く。

その頃ウォンは、ヒョンジュと会っていた。

デートムードのウォンに比べ忙しいから20分だけ・・・とクールなヒョンジュ。

ウォンは紙袋に入れたウィッシュボーンを渡す。

ウォン「アメリカの子たちが好きなものだけど、二人が一つずつ持って引っ張って長くきれた方の人の願いが叶うんだって・・・」

ヒョンジュは『サンサンバー(二つに割れるアイス)みたい』と。

ヒョンジュ「自分に願い事が出来たら後で一緒にしてくださいね」

と言ってそれをしまう。

ウォン「今はないのか?」

ヒョンジュ「ええ。大学に通って一人で暮らせて貯金もある」

ウォン「じゃ願い事じゃなく幸運にしよう。これ、こっちが本当のお土産だ」

そう言ってウォンはウィッシュボーンのネックレスを渡す。

ウォン「これつけて幸運を呼び込んで」

ヒョンジュ「私は一生をウォンさんの家の後援で暮らしました。もう自分で働いて暮らしていくくらいは稼いでいます。だから・・・」

頑ななヒョンジュ。

ウォン「後援?俺がやるのはただのプレゼントだと思えばいい」

ヒョンジュ「バイトに行くから・・・」

プレゼントは貰いますと言うがどうせつけないだろう?と、自分でつけてあげるウォン。

ヒョンジュ「似合います?」

ウォン「うん。プレゼント一つするのもしんどいな、お前には」

ヒョンジュと別れ、ホテルのロビーで従業員に呼び止められるウォン。

従業員「お客様がお待ちです」

てっきり父親だと思い室長に電話するも、会長は自宅だと切り替えされる。

ホテルマンに私の部屋にいるのは誰ですか?と尋ねるウォン。

従業員「弟さんだと・・・」

それを聞いたウォンは烈火のごとく怒り出す。

ウォン「誰でも勝手に部屋に入れるんですか!?」

だがホテルには、会長から直接弟を入れるよう連絡があったと言われそのまま出て行ってしまう。

そしてウォンの部屋で一人待ちぼうけを喰らうタン・・・。

その日の夜、家で母と食事するタン。

給仕するウンサンの母。

タン「美味しいご飯はお母さんが作ったの?」

タン母「お母さんが美味しいのを作って!って頼んだの」

それとなくウンサンの母やウンサンのことを聞き出そうとするタン。

タン「ここに住む女の子があの方の娘?」

タン母「ウンサン?そうよ」

タン「いつから?」

タン母「おばさんは3年。娘さんは最近よ。娘はよくしゃべるわ。帰ってきたのかしら?ウンサーン!!」

あろうことか、ウンサンを呼んでしまう母。

タンは慌てて隠れる。

タン母「倉庫でワインを持ってきて、何でもいいから。あら?タンはどこ行ったのかしら?」

暗いワイン倉庫に行くウンサンは、携帯の明かりを頼りに歩いていた。

だが、帰りには明かりがつき、噴水まで上がる。

ウンサンのためにタンがしたのだった。

不思議に思うウンサンをそっと物陰から見るタン。

学校でもすっかり無気力状態のウンサン。

でも先生の質問にはしっかり答え、そして机に突っ伏す。

ウンサンは、タンと過ごしたあの夢のような日々を思い出していた。

ウンサンの友達「お?どこか悪いの?」

ウンサン「引っ越しして学校までの距離が長いの。2時間だよー!」

ふざけてごまかすウンサン。

友達と馬鹿言いながら、トボトボ帰るウンサン。

すると、前方に女子生徒たちの人だかりが。

なんと!タンが門の所に!!

驚くウンサン。

ウンサンの横にいた友達に言うタン。

タン「その腎臓が丈夫そうな子、その子をこっちに押してくれる?」

恐る恐るタンに近づくウンサン。

タン「何?俺のこと考えてた?」

ウンサン「びっくりしただけ。なんでここに?ここに来たの?」

タン「ここに知り合いが来てその子に会いに来て・・・で、今会ってる。気になることがあってね。チャニョンの韓国の番号教えて」

ウンサン「なんで?」

タン「綺麗な顔だから興味がある」

ウンサン「彼女いるよ?知ってるよね?あなたの元カノのイ・ボナよ。私、忙しいからこれで」

タン「優しく言ってるうちに待てって。おい、待てよ!!」

さっさと行っちゃうウンサン。

バイトに入るウンサンに、チャニョンから電話がくる。

ウンサン「バイト中〜」

チャニョン「SNSしてる暇はあるんだ?あの写真何?」

ウンサン「写真?ちょっと切って見てみる」

ウンサンのSNSにちゃっかりタンが書き込みしている。

そしてタンの写真と共にコメントが。

『キムタンはかっこいい』

ウンサン「もう、何これ!?って、うちの店?」

写真を見て、慌てて店内を見回すウンサン。

そして客席からにっこり笑い手を振るタン。

ウンサン「まだログアウトしてないの?」

タン「お前ならするのか?」

ウンサン「いい、SNSやめた方がマシ・・・」

タン「(大きな声で)ここ、注文お願いします!」

慌てるウンサン。

タン「代わりにさ、ユン・チャニョンの番号教えて下さい、アイスで!」

仕方なく教えるウンサン。

タン「アメリカでは覚えられないって言ってたくせに」

スタスタ打ったことが気に入らないタン。

早速チャニョンに電話するタン。

タン「ユン・チャニョン?キムタンだけど、チャウンサンの電話番号教えてー。なんで教えられないわけ?チャウンサンはお前の番号くれたぞ?」

慌てたウンサン。

ウンサン「私がかけ直すよ!ごめんね!!」

と言って急いで電話を切る。

ウンサン「なんで番号知りたがるの?」

タン「連絡することがありそうだから。2階見て〜とか、後ろ向いて〜とか?」

意味の解らないウンサン。

ウンサンが手に持っていた携帯を奪って、自分の携帯にかけるタン。

タン「後で電話するから。今日は会う人がいるんだ」

ウンサン「ここにはいつまでいる気?」

タン「なんで?行かないで欲しい?」

ウンサン「行く前にご飯でもおごるから・・・」

タンはスーパーに行く室長に付き合いながら、兄には会えなかったことを報告する。

そして自宅に帰るが、父の所に別の秘書が来ているのを見るタン。

挨拶だけしてその場を去る。

持ってきたものを見せるように秘書に言う父。

それはタンとウォンの動向を探らせた写真の数々。

ヒョンジュとデートするウォン、ウンサンと一緒にいるタンの写真。

ウンサンとタンの写真を見て驚く父。

しかもアメリカの家に泊まったと聞く。

秘書は突発的な出来事だったと説明はするが、そこには韓国での写真まであった。

父「ジョン秘書を見るのが恥ずかしいよ。息子がこんなんで・・・」

偶然とはいえ、タンが関わっていた少女が我が家にいるとは・・・心穏やかではない 父。

一方、うたたねするウンサンの横でウンサンが書いた書類を見て涙ぐむ母。

それは進路相談の書類だったからだ。

彼女の進路希望・・・それは就職だったのだ。

親として情けなくて泣いてしまう母。

時差ボケ解消のため早朝ランに出ていたタンは、家の前でばったりミョンスと会う。

学校へ急ぐミョンスと別れた直後、家からウンサンが出てきてしまう。

慌てて隠れるタンだが時既に遅し・・・ウンサンに見つかってしまう。

ウンサン「ここで何を?」

タン「あ、チャ・ウンサン!ここで会うとはー」

ウンサン「私がここに住んでるの、どうやって知ったの?」

タン「ここに住んでるの?」

ウンサン「なんでここまでついてきて!CCTV(防犯カメラ)ついてるんだから!!」

タンの手を掴んでそそくさと行こうとするウンサン。

愛しのウンサンに手を掴まれてものすごく嬉しそうなタン。

タン「なんで逃げる?」

ウンサン「もしかしてこの町に住んでるの?どこ?」

タン「なんで?知りたい?」

ウンサン「いいや、町に噂されているのかなって・・・変に思われるかもしれないけどなぜあの家から出てきたのかって聞かれたら・・・」

タン「気にならない。で、いつおごるの?」

ウンサン「時期になれば?電話するって聞いたのにこないから・・・」

タン「お?(俺からの電話を)待ってた?」

嬉しそうなタン。

学校ではミョンスが『タンが帰ってきた』と早速騒いでいた。

だが婚約者なのにそのことを知らされていなかったラヘル。

みんなの手前電話するが・・・留守電。

着信を見てタンがラヘルに電話するが。

タン「電話した?韓国に戻ってきた。それ確認するためなら確認出来たんだから切るぞ」

目の前にいるヨンドの手前、話を続けるフリをするがヨンドにはお見通し。

ラヘル「学校終わって会いに行くの。何か伝えることでも?」

ヨンド「会えないと思うんだけどな。もし会ったら伝えて。お母さんは元気かって」

意味の解らないラヘル。


タンの父、会長からウンサンの母が声をかけられる。

タン父「いつからうちで仕事を?」

何か言いつけられると思って慌てるウンサンの母。

タン父「この家の人達は1年も持たないけどあなたは長く仕事してくれているからさ。娘さんは?勉強は出来るのか?」

ウンサン母「(筆談)クラスで5位以内には必ず」

タン父「本当?賢い子だね。貧しい環境で自分の勉強して・・・娘さんを帝国高校に転校させたらどうです?環境が貧しいほど子供達には夢がいるんだ」

感激するウンサン母。

早速帝国高校に転校手続きをしてしまう。

学校でいきなり担任に言われ、びっくりするウンサン。

ウンサン「転校ですか?引っ越したからってこんなに早く?」

母が全て手続きしたと聞き、家で母に文句を言うウンサン。

ウンサン「帝国高校に?どういうこと?」

母「会長が進めてくれて」(手話で)

ウンサン「いくらかかると思ってるの?私達の生活じゃ制服すら買えないよ」

母「無理してでも買ってやる。大学には行けないんだ。せめて帝国高校を出たら、裕福だったけど親の仕事が傾いたから大学には行けなかったって恰好がつくだろ?」(手話で)

そこで別の家政婦がウンサンを呼びに来る。

タン父「話は聞いたかね?」

ウンサン「はい。本当にありがたいのですが私の身分には・・・」

タン父「勝手に決めつけないで。あなたはあなたの身分としてあの狭い部屋で過ごすつもりか?帝国高校は奨学金制度もあり留学にも送ってくれる」

留学と言う言葉に心が動くウンサン。

タン父「夢を守るのはちょっとでも持っている大人の役割だと思うんだ」

タンとの関係を知った上でこの提案をする会長。

ヒョンジュを後援したように、ウンサンも後援するのか・・・。

家に戻るヨンド。

大好きな犬とのひと時。

勝手に決められた家族のスケジュールにイラつきながらも出向いた席。

だが、父は遅れて来ておらずラヘルの母とラヘルの3人で話している。

ラヘル母「犬飼ってるのね?」

と犬の首輪をプレゼントしてくれるラヘル母。

ヨンド「いつ家に来たんです?」

顔つきが険しくなるヨンド。

ヨンド「家にはいつ?」

ラヘル母「チェ代表に会いに。犬好き?飼って長いの?」

ヨンド「お母さんが家出てあの女たちが来ていた時に・・・中学だったっけ?あいつ(犬)いい子で。噛めって言ったら噛むんで。全員噛みついたんですよ」

カチンとくるラヘル母。

ヨンドの父が入ってくる。

ラヘル母「ヨンドは用事があるって言ってましたよ」

そういって追い出そうとする。

それに乗じ、ヨンドと共に出ていくラヘル。

無理矢理ヨンドのバイクに乗って送らせようとする。

ラヘル「私が助けたんだから乗せて。制服を新しくするの」

仕方なく送っていくヨンド。

その時、制服の値段に驚いて出てくるウンサンと出くわしてしまう。

ラヘルを見ても堂々としているウンサン。

ラヘル「(私のこと)よけないんだ?」

ウンサン「よける理由ないから」

ラヘル「理由ない?私の予感通りキムタンが韓国に帰ってきたのに?」

ウンサン「用事は終わり?じゃ動かないで」

ラヘルの名札を取るウンサン。

ウンサン「飛行機で覚えてない?名前、住所、全部持って行ったけど私は名前だけにしておく」

ラヘル「待ちなさいよ!!」

追いかけようとするラヘルを喜んで阻止するヨンド。

ラヘル「何よ。あの子の味方?」

ヨンド「お前の負けだろ?俺は他に用事が出来たみたいだからこれで」

そう言ってウンサンを追いかけるヨンド。

ウンサン「何?」

ヨンド「質問。キム・タンとは?ユ・ラヘルは?さっきの話は?」

ウンサン「あなたとは関係ない」

ヨンド「俺、頼んでるんじゃないぞ?」

ウンサン「それも質問?」

ヨンド「一つでも答えろってこと。味方みたいだから」

ウンサン「さっき会ったばっかなのに?」

ヨンド「俺は会ったことあるけどな。ユ・ラヘルを怒らせることが出来るのはすごい才能だからさ」

ウンサン「どいてくれる?」

ヨンド「何?この道全部俺が塞いでるのか?すっげーな!お前の番号はラヘルに聞けばいいのか?」

ニヤっと笑って行ってしまうヨンド。

今まで関わらなかったような人達に振り回されるウンサンは、心のオアシスであるチャニョンに電話する。

チャニョンに会って、転校の話をするウンサン。

だが顔を曇らせるチャニョン。

ウンサン「なんでそんな反応?」

チャニョン「通いたい?」

ウンサン「正直、あんたのこと見てて羨ましいって思ったことがあるの。それでも私、欲張ったらダメなのかな」

チャニョン「ダメって事ないだろ?いろんなものが関わるかも?でも得ることもある。歓迎するよ」

ウンサン「許可されたみたい・・・ありがとうチャニョン」

チャニョンと話すことが出来て少しすっきりするウンサン。

自宅のワイン倉庫にいるタン。

昔の日記を見つけ手に取る。

『タンとボナの22日を記念して!』

そこへウンサンがチャニョンと電話しながら入ってくる。

慌てて隠れるタン。

ウンサン「私、先飛行機代送ったよ。利子は送れなくてごめん。(これで)もうアメリカとは完全にさようならだね・・・」

そう話しながらあの時書いた掲示板のメモを思い出すウンサン。

『真夏の夜の夢みたいな時間だったよ 私はもうきえる 昨日の夢みたいに』

ウンサン「また?行けないよ。メイドルームからアメリカは遠すぎるよ。もう切るよ。後で電話する」

それを聞いているタン。

相変わらず電気がつく庭にウンサンまた独り言。

『電気代の心配ないのかしら?』

その時着信が入る。

キムタンからだ。

タン「2階見て」

上を向くウンサンは窓際のドリームキャッチャーに気付く。

タン「後ろ向いて」

そこにタン。

驚くウンサン。

ウンサン「あなたがどうしてここに?」

タン「考えてみて」

ウンサン「ひょっとしてあなたがここの次男?」

タン「そう」

ウンサン「あんたが帝国グループの次男?」

タン「うん」

ウンサン「じゃ、ドアの前で会った時私がここに住んでいるって知ってたの?」

タン「うん」

ウンサン「私がこの家のメイドルームに住んでるって知ってたの?」

タン「うん」

しばし沈黙。

後ろを向くウンサン。

タン「チャウンサン。もしかして俺、お前に会いたかったのかな?」

ショックを受けながらメイドルームに戻るウンサン。

涙が出て止まらない。

タンは部屋で一人感慨にふける。

そこへタンの母が制服を持って入ってくる。

タン母「勉強頑張ってよ!ウンサンもそこに通うんだから、あの子より勉強出来ないと」

タン「チャウンサンが帝国高校に転校だって!?」


次の日、私服で学校に行くウンサン。

高校生でありながら株の話をする子がいたり、ネイティブな英語を話す子達がいたり・・・ウンサンは面食らってしまう。

ウンサンを見て。

「何?私服だ。転校生なのかな?」

と騒ぎ出す生徒達。

そこへボナとラヘルがやってくる。

当然、なんでここに来たんだ?と騒ぎ出す二人。

だがギャラリーがもっと騒ぎ出す。

タンが登校してきたからだ。

皆そっちへ走っていく。

タン「(ラヘルに)久しぶり。そんなに見つめなくても俺達婚約したってみんな知ってるだろ」

そしてチャニョンに対し。

タン「元カノの今彼・・・何だ、お前は職員優待で入ったのか?」

それを屋上から見ていたヒョシン。

『サタン達の学校にルシファーの登場か。面白くなるな』

タンの前に出るヨンド。

タン「会いたかったぞ、親友」

ヨンド「ようこそ。挨拶だけでもしようぜ。みんな見てるしよ」

チャニョンに電話しながら歩いていたウンサン。

ウンサン「チャニョン?どこ?今学校に来て・・・」

その時、生徒達の輪の真ん中にいることに気付く。

タンとヨンドの間に立っていたウンサンは、その場の空気に驚く。

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