星から来たあなた |
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第12話 消えたミンジュン。 あるカップルが人が倒れていることに気づきパトカーと救急車を呼ぶ。 救急隊員に言われて『こっちです』と、案内すると倒れていた人は消えていた。 頭から流した血と周りを雪で覆われた人型を残して。 ソンイV.S.セミ 1時間前。 セミ「その人を待つという言い訳でいつかまた会うという理由であんたフィギョンが・・・あんた一人だけを見ているそのバカなヤツ、来ることも行くこともできなく足首を掴んでおいたんじゃない。そうしておいてどうして?気づかないの?」 ソンイ「なにを?気づかない?」 セミ「まさにあんたのそばにいるのにどうして気づかないのかって!?」 ソンイ「わたしのそば?どこ?だれ?何言ってるのよ?あんた!」 セミ「気になるの?」 ソンイ「いいえ全然。ただひとつ明確になったわ。あんたフィギョンが好きなのね。いつから?」 セミ「そうよ好きよ!フィギョンがあんたを好きになり始めたその時から。けど今その話をどうして?」 ソンイ「そうなのね。あんたわたしが憎かったのね。ようやく理解したわ。それでその話をしたの?12年前のその人が誰かということをわかるかって?その人が誰なのかその話をどうしてわかったのか尋ねはしないわ。話をしたくて死にそうでも話さないで!あんたの言葉をどうやって信じるのよ?15年の間友達だったけどただの一瞬もわたしに率直になれなかったあんたなのに」 セミ「チョン・ソンイ!」 ソンイ「お〜、ユ・セミ。フィギョンを好きだというあんたの気持ち、それで何とかして12年前のその人を探してあなた達に払い除けることを願うあなたの気持ちすごくよくわかったわ。一時は友達だったわたしにはその気持。ホント憐れね」 セミ「あんた言葉をむやみに・・・」 ソンイ「錯覚してるようだけどわたしには12年前のその男性もうこれ以上重要ではないわ。漠然と気にしてたわ。パパが去った日の夜わたしの命を助けてくれた人だから。そうだけどわたしはもうパパのせいで道に迷いながら泣いていた幼い少女ではないわ。だからそんなことでわたしを驚かせてわたしの周りの誰かを引っ張っておかしくしようという考えをしないで。その男性を分かることができるのならわたしがするわ。わからなくて過ぎてしまっても関係ない。だからわたしの前で二度とその男性の話を出さないで。人の心理がそうだって。自分より良く見えるところにいる人間を見るとわたしもそこに行かなければならないではなくおまえもわたしがいるどん底に『降りてこい降りてこい』というのに・・・わるいけどわたしは降りて行かないわ。あんたが住むどん底に。誰かを憎み嫉妬しながら生きる地獄のようなところ。わたしはしないわ。だからわたしに『降りてこい降りてこい』と手招きしないで」 自分の部屋に戻るソンイ。 憤った表情のセミ。 八つ当たり。 セミが出て行った音を聞きミンジュンに電話を入れるソンイ。 出ないミンジュン。 LINEを立ち上げ『話があるの。電話お願い』とメッセージを送る。 けれど反応がない。 ユンジェが帰ってきたと同時にユンジェのスマホが鳴る。 電話に出ないユンジェ。 ソンイ「ちょっと、あんたどうして電話を受けないの?」 ユンジェ「受けなくてもいいんだ」 ゲームをするユンジェ。 ソンイ「だれなの?」 ユンジェ「オレを好きだと追い回す女」 メッセージが来たと思いスマホを見るソンイ。 けれどユンジェのスマホの方だった。 メッセージを見ずにスマホでゲームをしているユンジェ。 ソンイ「ちょっと、あんた文字メッセージが来たじゃない。確認しないの?」 ユンジェ「いいんだ、わかってる。必ず言いたいことがあるだとか、電話をお願いだとか、あ〜、面倒だ、クソ」 ユンジェの後頭部を思いっきり引っ叩くソンイ。 ユンジェ「なんで殴るんだ?」 ソンイ「本当に必ず話があるのかもしれないじゃない?電話一本それを受けるのがそんなに難しい?メール返答もしないでしょ?待ってる人の気持ちを考えもしないでしょ?はっ、面倒だ?どんな国を救おうと命を救ってんのよ?電話一本メール一通それがそんなに難し・・・」 言葉を止め部屋に戻る。 ユンジェ「なんだよ・・・」 ミンジュンからの連絡はない。 セミの言葉を思い出す。 ソンイ「一体何が言いたかったのよ?いや気にならない。気になったら負けなのよ」 再度ミンジュンに電話しても通じない。 ため息をつき立ち上がりミンジュンの家へ行く。 ドアノブに血が付いているのを見つける。 ソンイ「ト・ミンジュンさん、ト・ミンジュン!」 ドアを叩くが反応がない。 暗証番号を入力して入って行く。 電気をつけると誰かが血を流して倒れていた。 顔を確認するとミンジュンだった。 ある川の畔。 ソンイ「ト・ミンジュン、ト・ミンジュン、ト・ミンジュンさん、行かないで!」 対岸からミンジュンを叫ぶように呼ぶソンイ。 瞬間移動してソンイの眼の前にやってきて手をつなぐミンジュン。 ソンイ「ト・ミンジュンさん、ト・ミンジュン、ト・ミンジュン、どういうことよ?どういう・・・」 目覚めるミンジュン。 ソンイ「大丈夫?大丈夫?病院に行こう。わたしと今すぐ」 スマホを取り出すソンイ。 ミンジュン「チョン・ソンイ・・・だめだ呼ぶな。病院に行くことはできない。行っては駄目だ」 ソンイ「どうして?どうしてダメなの?どうして?だめよ。あんたこのまま死ぬわ。ちょっとあんたこのまま・・・」 再び意識をなくすミンジュン。 ソンイ「ト・ミンジュンさん気を確かに!ト・ミンジュンさんわたしにどうしろと?」 ベッドに寝かされているミンジュンをチャン弁護士が看病している。 ソンイ「このままおいておいて構わないのですか?ただ止血だけしただけなのに。だけど病院に行かなけれ・・・」 チャン弁護士「救急車を呼ばずにいてくれてありがとうございます。そうすることは難しかったでしょうに」 ソンイ「どうしてそうすべきなんですか?とにかく死なずに・・・何も起きないでしょ?」 チャン弁護士「どうだか・・・そのまま放っておいたら良かっただろうにそうすればこのようなことにも遭わなかっただろうに」 ソンイ「はい?何を放っておいたら?」 チャン弁護士「ここはわたしがいるからチョン・ソンイさんはもう帰ってください」 ソンイ「いいえ、わたしもいます。最後まで目覚めるのを見ています」 チャン弁護士「いや、わたしがいるから大丈夫です!」 ソンイ「そうですが」 チャン弁護士「それとわたしが最初からこんな話を耳に入れるべきか話すべきかと考えていたんですがウチのミンジュンはすぐ去ります」 ソンイ「えっ?どこ?」 チャン弁護士「2ヶ月も残ってません、もう」 ソンイ「どこに行くんですか?遠く?海外ですか?」 チャン弁護士「とにかくすぐ離れる人となじむのは互いに良いことがないということではないですか?ひょっとして気持ちがあればここらで整理するのが良いようです・・・もうお帰りください」 ミンジュンのために冷たい態度を取るチャン弁護士。 ミンジュンの家を出た後、家に帰ることができないソンイ。 その様子をモニターで見ているチャン弁護士。 ジェギョンの動向。 着々と一人企画社の準備をしミヨンに契約書を渡すジェギョン。 後はソンイ側が印鑑を押せば契約成立だ。 ジェギョンに電話がかかる。 顔色からして部下だ。 心配なことができたのかとミヨンに問われる。 ジェギョン「あはっ、はい。遺棄犬保護センターに時々奉仕に行くのですがそこで安楽死させようとしていた猛犬が脱出をしたんです。早く捕まえて処理しないと」 とにかくソンイのことは心配しないでください、以前のように輝かせると言いミヨンを安心させるジェギョン。 庭にいたフィギョンは兄と部下の会話を立ち聞きしてしまう。 部下「USBは独自のコピー防止がされている製品だったため漏れ出た危険はありません」 ジェギョン「ところでト・ミンジュン。状態はどうだった?動くことができなかったのは確実か?」 部下「意識を失い倒れたところまでは確認しましたが救急車が来た時に突然消えたようです」 大きくため息を付いた後『行け』と言い部下を下がらせるジェギョン。 人の気配に気づいたジェギョンだったが両親が散策に出てきてそちらに対応したためフィギョンだとはわからなかった。 ミンジュンの夢。 チャン弁護士「どんな良い夢でも見られてるのですか?」 ミンジュンに語りかけ電気を消し寝室を出るチャン弁護士。 眠ったままのミンジュン。 ミンジュン「幸せな夢を見ました・・・」 寝ているミンジュンにソンイがキスし『起きて』と言う。 すぐに起きないミンジュンとベッドの上でじゃれあうソンイ。 キッチンで料理をするソンイ。 ソンイ「なぜそこにそうしているのよ?気楽に座っていればわたしがきっちり用意してあげるって」 棚の皿を取る際に落としてしまいそうになるソンイ。 その皿をなんとか拾い上げる。 ミンジュン「わたしがしてはダメか?」 ソンイ「ダメ、わたしはエプロンにロマンがあるって話よ。アハニー(あなた)はわたしの料理の結果に関係なく何でもおいしく食べなければならないのよ〜」 ミカンを食べつつホームショッピングを見る二人。 ソンイ「買おうか?」 ミンジュン「あんなポティ峠に座ってる奴ら。一様に使い道のないものだ」 ソンイ「違うわ。けれどあれはありふれてる構成じゃないわ。ワンプラスワンにフライパ ンまで付けてくれるじゃない!」 注文電話をし始めるソンイ。 ミンジュン「ワンプラスワンや謝恩品に誘惑されるなって!」 スマホを取り上げ『これでも食え』とミカンをソンイの口に放り込む。 注文時間が過ぎると言いスマホを取り返そうとするソンイ。 氷った池の上でじゃれあう二人。 二人して氷の上に寝転び微笑み合い手をつなぐ。 街で。 ソンイ「ウチに帰る時アイスクリーム買っていく?」 ミンジュン「太るぞ」 ソンイ「わたし太ったでしょ?でしょ?でしょでしょ?率直に言って!太ったでしょ?でしょ?」 ミンジュン「お腹の中に子供がいるのに。それなら太らないのか?」 ソンイ「あ〜、終わったわ」 ミンジュン「終わってない、太ったのがもっと綺麗だ」 ベッドで抱き合って寝る二人。 ミンジュン「そして悟りました。幸せな夢は覚めるとより一層わたしを不幸にさせるということを。そもそも幸せな夢は見るんじゃなかった・・・」 契約書。 ミンジュンの家の玄関先に座り込んでいるソンイ。 フィギョン「おまえここで何してる?なにしてるのかって?ここで!」 兄と部下の会話を思い出す。 フィギョン「ト・ミンジュンに何か事が起きでもしたか?」 ソンイ「あんたがどうして知ってるの?どうしてわかったの?」 フィギョン「いまちょっとお前の顔を見ればだれでも分かるだろ。こいよ、どうして?ここでこうしてるのか?」 ソンイの家のリビング。 フィギョン「どうなってるんだ?」 ソンイ「わからないのわたしも。どうしてそうなったのか。だけどあんたこの話誰にもしないでよ」 フィギョン「どうして?」 ソンイ「その渦中にも病院に行かないというのを見るとなにか事情があるようで」 ミヨンが入ってくる。 ミヨン「あら〜、ちょうどフィギョンもいたのね。そうでなくても連絡しようとしてた の。ありがとう!」 フィギョン「何がですか?」 ミヨン「兄さんに話は全部聞いたわ。ウチのソンイの一人企画社を用意してくれるって」 フィギョン「えっ?」 ミヨン「専務に話を聞かなかった?」 ソンイを兄から守れというミンジュンの言葉を思い出すフィギョン。 ソンイ「何の話?」 ミヨン「昨晩わたしは専務にあったのよ」 ソンイ「ジェギョンオッパ?」 ミヨン「そう。イ・ジェギョン専務があなたの再起を力を入れて助けてくださるって。あなたを直接ケアしてくださるって。どんなにありがたいことよ?これは・・・。何よ?知らなかったの?ウチのお婿さんがお兄さんに頼んだんじゃなかったの?」 フィギョン「あ・・・わたしは知らないことでした」 ミヨン「とにかく契約書まできっちりと準備してくださってるんだけど」 それをもぎ取りチェックするソンイ。 ミヨン「そこにすべてあんたの印鑑を押せばいいわ」 ソンイ「母さんわたしはしないわ」 ミヨン「フィギョン、ソンイの再開よ。あなたが話をちょっとしてみて!」 フィギョン「ソンイの意思を尋ねることもせず兄が軽率でした、お母さん。おまえが嫌なら事の進行はさせない。心配するな」 ソンイ「そうね、ありがとう」 返り討ち。 パク刑事がミンジュンの家を尋ねる。 ユ検事襲撃事件の調査に来たというパク刑事。 調査を受けられる状況じゃないと答えるチャン弁護士。 簡単な事だしユ検事を呼んだのはミンジュンだし断れば疑われるというパク刑事。 引き下がらないパク刑事に少しキレるチャン弁護士。 チャン弁護士「いまト・ミンジュンさんを参考人資格で調査したいのではないですか?けれど今のその発言はト・ミンジュンさんを容疑者として調査されるようですね?参考人調査は任意調査が原則です」 さらに連絡なしに来るのは原則ではないことを知っているでしょうとまくし立てる。 その上なんの物的証拠もないため無罪推定の原則からも外れている、調査したいなら拘束礼状を受けてこいとチャン弁護士。 パク刑事「だれですか?だけど・・・」 チャン弁護士はト・ミンジュンさんの個人弁護士だと名刺を渡し話があればわたしを通してくれと言いドアを閉める。 ソンイの証言。 ソンイの家のベルが鳴る。 パク刑事だ。 パク刑事「こんにちは、あ〜、まったく連絡が取れませんので失礼を押し切ってこのように」 リビング。 パク刑事「ハン・ユラさんの事件のせいで気苦労が多かったでしょう」 ソンイ「その事件に関連してのわたしの立場は書面でも提出したじゃないですか」 パク刑事「あ〜、今日はそのせいで来たんじゃなくてそのお隣のト・ミンジュンさんのことです。すごく親しい仲だとわかっているのですがその、もしかしたら事件当時ト・ミンジュンを見たってことはありませんか?」 ソンイ「ト・ミンジュンさんがそこにどうやって来るのですか?そこには招待を受けた人・・・」 当時のキスの夢を思い出しひょっとしてほんとうに来ていたのかと思う。 言葉を止めたソンイに。 パク刑事「どうして?もしかして見ましたか?」 ソンイ「申し上げたじゃありませんか。見られるはずがなかったと」 パク刑事「そうですか。普段ト・ミンジュンさんに変な点とかそんなもの発見されたことはないですね?」 ソンイ「いいえ全然」 パク刑事「それならもしト・ミンジュンさんとハン・ユラさんの関係で知っていることはありますか?」 ソンイ「それはどういう話ですか?」 パク刑事「あ〜、それはハン・ユラさんに男がいたことが見えるのですがわたしはそれがト・ミンジュンさんじゃなかったのかとそう・・・」 ソンイ「違いますよ!」 声を荒らげるソンイ。 パク刑事「違うですって?」 ソンイ「二人は(互いを)知りもしないです。なんてことを仰るのですか?いま」 パク刑事「それならもしかして他の男でも知ってることはありますか?」 フィギョンとジェギョン。 フィギョンの家の食卓。 兄が暗証番号を打つのをちら見して覆えるフィギョン。 食事のあと兄のシャワー中にスマホを操作しある番号を控える。 スマホを落とし焦るがなんとかバッテリーをはめ直したところでジェギョンが出てくる。 ジェギョン「何してる?」 フィギョン「兄さんを待ってたんだよ」 ジェギョン「そうか、まあ話があるのか?」 フィギョン「兄さん、ソンイのお母さんに会った?」 ジェギョン「ああ、父さんにおまえがお願いしたって。一人企画社を用意して欲しいって」 フィギョン「父さんは絶対ダメだって・・・」 ジェギョン「オレの手ですることができることだ」 フィギョン「うん、けれどソンイが嫌だって」 ジェギョン「嫌だって?」 フィギョン「うん、なんの名分もなしに誰かの助けを受けることをしない子で。実は父さんに許しを得てもソンイにどう切り出すか悩みだったんだけど。とにかく心配してくれてありがとう」 ジェギョン「けれど、もう一度話してみろよ。いやオレがソンイに一度会ってみようか?」 フィギョン「いや、あいつ意固地だ。一度やらないというと絶対しない」 ジェギョン「そうか、本人がそう言うならまあ」 互いに笑みを浮かべるがぎこちない。 フィギョン「休んで」 出て行くフィギョン。 ソンイの証言(続き)。 ソンイ「ハン・ユラさんが秘密裏に付き合ってた男性わたしわかります。わたしが見たんです。二人が話すのを」 パク刑事「見たって?何を?」 船上のユラとジェギョンを覗き見たことを回想するソンイ。 ユラ「わたしを知ってる人たち、オッパを知ってる人たち、ことごとく来てるようだけどわたしは出してびっくりする発表をするんだけどその話を聞けばオッパも恐らく驚くはずよ」 ジェギョン「ユラ」 ユラ「ん?」 ジェギョン「おまえ最近うつ病はどうなんだ?」 ユラ「わたしのうつ病はオッパ次第よ。この前らか薬もやめたわ」 ジェギョン「オレがおまえを好きなのは知ってるだろ?健康管理しっかりしろ」 (回想終わり) パク刑事「健康管理しっかりしろと言った・・・二人の仲は良かったようですね?」 メモしソンイに問うパク刑事。 ソンイ「まあそうでしょう。つきあう仲なのに」 パク刑事「ハン・ユラがS&C後継者とつきあう仲だった・・・良い情報をありがとうございます。あ、ところでチョン・ソンイさんはト・ミンジュンさんとどんな関係ですか?」 ソンイ「さあ?わたしもわかりませんね。どんな関係なのか。もうちょっと行ってくださいませんか?わたしはちょっと疲れているんです」 ハヌル精神病院。 兄のスマホにあった番号に電話するフィギョン。 電話先はハヌル(空)精神病院と名乗る。 フィギョン「もしかして患者の中にヤン・ミンジュさんという方はいますか?」 スタッフ「そんな方はいらっしゃいません」 直ぐに電話を切る病院スタッフ。 チャン弁護士の言い分。 頭の包帯を取るミンジュン。 チャン弁護士「大丈夫ですか?」 ミンジュン「今何時でしょう?」 チャン弁護士「夜の12時にほとんどなってます。いやどこか折れたり痛いところは?」 ミンジュン「幸いにもないみたいです」 チャン弁護士「わたしほんとに仰天しました。一体何があったのですか?」 ミンジュン「車がわたしを襲いました」 チャン弁護士「いや、それならどうしてそれを防ぐことができず?」 ミンジュン「それはわたしもよくわかりません。そんなことは初めてでした。体の状態がちょっと良いというわけではなかったですが何もできないという状況ではなかったんです。だけど何もできなかったんです。わたしの能力が思いのままに制御ができない感じ。どうして急にそうなのか」 チャン弁護士「もしかして最近体が寒さを感じるのと関連があるのでしょうか?」 ミンジュン「そうかもしれないですね。去る日が近づいて来つつ、わたしが持っているものが一つづつ消えていくということも」 チャン弁護士「もう本当にダメです。わたしでも出張らなければなりません。チョン・ソンイさんにももう話をしました。先生が必ず去るのだと整理しなさいって」 ミンジュン「チャン弁護士!」 チャン弁護士「はい・・・わたしの半生をささげて先生を守りました。わたしの人生で最も意味のあることでした。先生がまもなく離れることになるとおっしゃった時もそうだ、わたしが死ねばその次には誰が先生のそばを守るのか?その心配をしなくてもいいからいっそ幸いだとそうしたんです。そうだけどしきりに変な事件に巻き込まれ、こんなに怪我してあれこれ正体がどんどん露出されてその上に信じていた超能力さえいつ使えなくなるかも知れない状況ならばわたしも両手を置いて見てばかりいることはできないのではありませんか?以前こうおっしゃったでしょ?人の歴史介入してみたが起きることは結局起きて悪くなることはさらに悪くなったって。400年前に死んだその少女も結局、救うことができなくて死なせたって。チョン・ソンイさんの事件に介入したこと、結果がどうですか?良くなったことが何ですか?ここにおられながら毎日顔を見てそうするなら整理しにくいのでいっそ引っ越しでもしましょう。どうせこの家も出しておいたので身柄整理もわたしがして差し上げたから心の整理もわたしがして差し上げます」 モニター越しの涙。 ミンジュンの家の玄関に耳を当てるソンイ。 急にドアが開きチャン弁護士が出てきて驚く。 チャン弁護士「なにしてるんですか?」 ソニ「ト・ミンジュンさん大丈夫ですか?」 中が気になるソンイ。 チャン弁護士「はい、良くなりました」 ソンイ「お父さまどこに行かれるのですか?忙しい仕事があるようでしたらわたしがト・ミンジュンさんのそばで看病しましょうか?この前してみてうまくしますよ」 チャン弁護士「いえそんな必要はありません。それにわたしは今家を手放しに行くんです」 ソンイ「えっ?」 チャン弁護士「話したじゃないですか?すぐに去るって。だからお願いですからウチの先(生)、いやウチのミンジュンを放っておいてくださればよいのですが」 去るチャン弁護士。 ミンジュンの家に入ろうとするソンイ。 すでに暗証番号が変えられていて入れない。 ベルを鳴らしモニターに話しかけるソンイ。 ソンイ「ト・ミンジュンさん見てるかな?見てる?大丈夫?ほんとうに大丈夫なの?わたしは尋ねたいことがたくさんなんだけどもう一つも気にならない。ト・ミンジュンさん、目を開けたし起きたし・・・だからわたしいいの・・・会いたい・・・」 涙ながらに語るソンイ。 ミンジュンも目に涙を浮かべモニター越しにソンイに触れようとする。 モニターが切れる。 ユ検事の退院。 ユ検事が目を覚ましている。 どんな恐怖を感じない奴が現職検事にテロを?なにか覚えていることは?とパク刑事。 車を降りてすぐにやられて何も覚えていないユ検事。 盗難トラック2台が死角を作って検事の車を挟んだんだと調べたことを伝えるパク刑事。 万年筆を見せてまだわかったことはないと言うも新しいことがわかったんだと指を鳴らす。 急に退院するというユ検事を心配する母。 退院自体は問題ないが注意事項を説明する医師。 なにか言ったからこの大騒ぎなんだろうとパク刑事を攻める母。 仕事の話をしただけでユ検事が決めたことだ、セミがきれいなのはお母さんとそっくりだからだとパク刑事。 セミの計略。 その後セミの元へ行く母。 母「わたしがこっそり聞いたんだけどハン・ユラが自殺じゃないようなのよ。他殺の状況があってある容疑者が一人現れたようなんだって」 セミ「誰なの?」 首を横に振り。 母「わからない、それは聞けなかった。あなた、ところでハン・ユラが自殺ではないことが発表されればソンイはどうなるの?」 セミ「それをわたしがどうして分かるの?」 母「そうじゃない?あなたがいまソンイのCMをすべて譲り受けてこのように常勝疾走中なのに。わたし正直あの子が復帰するのは嫌なの」 とある監督に会うセミ。 セミ『シナリオ修正後がより良かったです」 監督「そうだろう?そのタームがセミさんにはさらに合うにちがいない」 セミ「ところで監督ペ・スア役は誰がしますか?」 監督「それはまだ色々な俳優候補を上げて接触中なんだ」 セミ「その役、ひょっとしてチョン・ソンイがしてはだめですか?」 目を見開くポム。 監督「チョン・ソンイ?まだ活動できないんじゃ?ハン・ユラ事件のために」 うつむくポム。 セミ「監督だけ知っておいてください。近いうちにその事件は解決しそうなんです」 反応するポム。 監督「そうなのか?けれど復帰が簡単か?イメージというものもあるのに」 セミ「だからわたしが助けたいんです。ソンイも以前たくさん助けてくれたんですよ。映 画ではわたし初主演なのでソンイでもそばにいればちょっと気持ちが楽なようでもあっ て」 監督「わ〜、セミさん義理があるね。まあ検討してみよう。けれどいつも主人公だけしていた子が主人公の友人役をしろと言ってするか?」 セミ「わたしの友達だからするんじゃないですか?わたしはまあ15年してきたことなんですが」 小さい溜息を付くポム。 不動産業者撃退。 不動産業者がミンジュンの家に顧客を案内している。 ベルを鳴らす不動産業者。 後ろを振り向きソンイに気づき息を呑む。 不動産業者「し、し、し、芸能人、芸能人、チョン・ソンイ、チョン・ソンイ、お、お・・・まさにお隣にチョン・ソンイさんが住んでますよ〜。芸能人や政財界関係者が多く済む建物なんですから。とにかく急いで出てこの価格なので出た時に買ってください、出た時に」 通り過ぎたソンイだったが。 ソンイ「ちょっと、2302号を見にいらしたのですか?」 不動産業者「あ〜、はいチョン先生。この家の主人のお父様が家を出されました。はい!」 ソンイ「ああ・・・あ、家を見に来た方にこんなことを言ってもいいのか?」 顧客「えっ?どんな」 ソンイ「この家の場所が・・・」 顧客「はい?」 ソンイ「水脈が流れているかのようです。夜に寝ることもよくできなくて朝起きれば全身の具合が悪い感じ?」 不動産業者「いや、いや、チョン・ソンイさん。ことをそうおっしゃいますか?わたしは家業を担い10代目の不動産を扱う人間ですよ。ここが朝鮮時代から場所が良いことで有名でそしてちょっと・・・」 ソンイ「ご存知でしょ?Top of the Topだったわたしが完全に倒れたのを?それはまさにこの家に引っ越してからですよ。わたし本当にこの家きてから成ることが一つもなくて人を失ってお金を失って健康を失って」 咳き込みよろけるソンイ。 こうしてミンジュンの家を紹介しようとする不動産業者と入ろうとする顧客を撃退した。 相談。 ホン社長「病院に行けない?そして刑事が訪ねてきてその人に尋ねて?その父は荷造りしてすぐに引っ越すと言って日記帳3ヶ月残った、どうのこうのって?」 ソンイ「まだ二ヶ月残ってる」 ホン社長「誰なの?その人?」 ソンイ「それは言うことができなくて」 ホン社長「誰だろうと気持ちをたたみなさい。誰が見てもこれは犯罪者ビリーじゃないの」 ソンイ「そんな人じゃないわ」 ホン社長「犯罪者がなに?顔に書いて貼って通るの?病院にどうして行けないのよ?指名手配なのよ。刑事がどうして来たのよ?何か気配が変なんでしょ?3ヶ月?これは公訴時効ってこともあるわ。警察に申告しなければいけないんじゃないの?その人」 ソンイ「だめよ」 ホン社長「あんた犯罪者を隠してたらなんて言ったかな、犯人隠避罪よ」 ソンイ「そうでなくてもわたしがインターネットの検索をチョットしてみたんだけどそれは夫婦の間には処罰にならないみたいよ?」 ホン社長「それで処罰を受けないようにと婚姻申告でもするの?」 ソンイ「とっても変かな?」 ホン社長「変なだけなの?あんたどうしたの?あんたはチョン・ソンイよ!いくら好きでも自尊心は守りなさいよ!」 ユンジェが帰ってくる。 ホン社長「あの薫りがむんむんするカワイイのは誰?」 ソンイ「カワイイって何、わたしの弟」 ホン社長「ほんと?あんたあの顔を朝食夕食と見て過ごしてるの?福が炸裂した年だ・・・」 嫉妬するホン社長。 ベルが鳴る。 ソンイ「誰だろ?」 迎えに行くソンイ。 入ってきたのはフィギョンだ。 再びホン社長のスイッチが入る。 フィギョン「おまえ夕飯だべてないような気がして」 ホン社長「あら〜、こちらの黄金比で花より美男な方はどなた?」 ソンイ「あんたどうしたの?知ってるじゃないフィギョン」 ホン社長「フィギョン?あのときのフィギョンがこんなにすごく大きくなったの?あなたわたしを知らない?ホン・ボクチャ」 立ち上がって挨拶するホン社長。 フィギョン「知らないけど?」 ホン社長「どうして?中学校2年の時に相棒だったのに。覚えてないのね・・・金網を超えて来たあなたがヒジでわたしの鼻の下を打ってわたしものすごく泣いたんだけど」 フィギョン「オレが?」 ホン社長「それであなたのお母さんがそれをもみ消すのにわたしに文具セットをものすごく買ってくださったの」 フィギョン「あ〜、そうなのか。すまなかった」 ホン社長「わたしだけ思い出だったのね」 フィギョン「おまえ顔がどうしてこんなにやつれて?今日もご飯を食べられなかったんだろ?おまえこの店の寿司好きだったじゃないか。さあ」 箸を渡すフィギョン。 ホン社長「福が炸裂した年だ・・・」 ユ検事とパク刑事がジェギョンを訪ねる。 ジェギョン「ところで何のことで?」 ユ検事「ハン・ユラさんの事件のために捜査中なんですが我々が調査したところによるとイ・ジェギョンさんとハン・ユラさんが交際中だったと」 ジェギョン「はい?わたしがですか?あは、誰がそんなことを言ったのですか?」 パク刑事「それを申し上げることはできなくて。ハン・ユラさんとイ・ジェギョンさんが話をし交わしているところを見た人がいました。その日にあったことをおっしゃっていただくことはできますか?」 回想。 ソンイにすれ違った後ジェギョンの部下がハン・ユラを呼びに行く。 ユラ「どうして?オッパが来いって?どこ?」 笑みを浮かべるユラ。 シャンパンで乾杯する二人。 ユラ「わ〜、なによ!いつこんなのを準備したの?」 ジェギョン「話したじゃないか。おまえが考えてる以上におれはおまえが好きだって。それでおまえのために少しわずらわしいこと程度は耐えることができるんだ」 ユラ「わたしが人の前でしてはいけないことを言うかとあらかじめこうするんじゃなくて?」 ジェギョン「飲んで」 ユラ「わたし今お酒を飲んじゃいけないの」 ジェギョン「ノンアルコールだ。久しぶりに気分を出したいのにいやか?」 喜んでシャンパンを口にするユラ。 ユラ「12時に始まるのよね?花火。すぐに始めないと・・・どうしてそのように見るの?」 ジェギョン「たくさん見ようと」 ユラ「何よ〜!正直、理解できない場合が多いわ。こんなに優しく良いオッパなのに。 オッパの前妻をどうしてそのようにしたのか?だからオッパに罰を受けたのよ。罰を受け て当然よね。心配しないで。わたしはオッパを背信することはないから」 ジェギョン「そうだな、おまえはおれを背信できない。オレは分かるよ」 ユラ「ところでオッパ、これノンアルコールであってる?わたしどうして酔った気分なん だろう?」 ジェギョン「酔ったんじゃなくて麻痺してきたんだ」 ユラを撫でるジェギョン。 ユラ「えっ?」 ジェギョン「おまえはまもなく手足に力がなくなってまともに歩くのが難しくなって呼吸が息苦しくなって舌が麻痺することで結局眠りに落ちるんだ。おまえがずっと飲んでいた睡眠薬と同様の成分なので後で検出されてもただおまえが飲んだと思われるんだろう。ただおまえは自殺で生を終えた幾人かの芸能人の中の一人として残ることになるだろう」 ユラ「オッパ、いま冗談を言って・・・」 すでに麻痺してきたユラ。 ジェギョン「オレは冗談は言わない。それにどうしてそうしたんだ?オレはおまえを長く見たかったのに」 船室を出るユラ。 12時になりみんな花火に夢中だ。 ジェギョンの部下がユラに近寄る。 押したのか落ちたのかは分からない。 落ちる寸前にソンイと同じ靴が中を舞う。 花火の爆発音にかき消される水音。 (回想終わり) ジェギョン「誰にどんな話を聞いたのか知りませんがわたしはハン・ユラさんと交際していた仲ではありません。ウチのデパートのモデルを長くしてきたため面識があった程度の仲なんです。今回のシーズンからモデルを交替をすることになって事実その日そのことを通知して差し上げました。おっしゃられた諍いはなかったです。あ、どうしましょう? 夕食の約束があるのですが」 ミンジュンとチェギョンの取引。 ジェギョン「意外だった。先に連絡くれるとは思わなかったが。こんなに無傷なのも不思議で。おまえは一体、正体は何なんだ?」 ミンジュン「提案をしようと来た。そちらが望むことをわたしがしよう。すべてをわたしが抱いて消えてくれと望むのではないか?そのようにすると。それならここで止まるのか?」 鼻で笑うジェギョン。 ベランダに出てミンジュンの家の方を眺め『家にいるのかいないのか?』と言うソンイ。 そしてベランダの垣根を乗り越えようとする。 ソンイ「うまくすれば越えられるような気もするし」 23階だ。 下を眺めた後『見ないでおこう』と言い手すりに足をかけ越え始める。 息を呑むソンイ。 途中でスマホがなり『クソ』と言いつつ電話にでる。 ソンイ「ト・ミンジュン?」 ミンジュン「どこだ?」 ソンイ「どこって、あ〜、わたしがそちらに会おうと生命をかけて・・・(風が吹く)あっ、とにかく、生命が危険な状況なんだけど言って」 ミンジュン「ちょっと会おうか」 ソンイ「会おうって?コール!会うわ、会おう!」 そしてドレスルームに駆け込み綺麗に着飾りミンジュンの待つ場所へと行く。 マンションを出て手を振るソンイ。 反応せず車に乗り込むミンジュン。 ソンイ「何よ、ドアも開けてくれずに。開けてくれなければわたしが開ければいいのよ、何よ手がないの?わたしは」 車に乗り込むソンイ。 ソンイ「ほんとに大丈夫?回復力がほんとにいいわ。ところでわたしたちどこに行くの?」 ミンジュン「わたしに尋ねたいことがあると?」 ソンイ「ええあったわ。言ったじゃない、気にならないって」 ミンジュン「どうして?」 ソンイ「関係なくなったのよ。関係ないわ。あなたが誰だろうと以前に何をしていようといま言えない事情があろうと関係ないの、ホント。目を開けて、起きて、いまわたしのそばにいるからいいの、ホントに。ところでほんとにわたしたちどこへ行くの?言わないからときめくテイストがあるわ。これってデートでしょ?」 回想。 チャン弁護士「初めからなかった縁と考えると楽ではないでしょうか?」 ミンジュン「わたしはなぜそうしなければならないのですか?その女性を見ることができる日が二ヶ月も残ってないのに。好きなのに好きだと言っているんです。わたしは彼女が好きです」 涙するミンジュン。 車内。 ソンイ「ト・ミンジュンさん2ヶ月後にどこに行くの?遠くに行くの?ヨーロッパ?あるでしょ?わたしは遠距離恋愛でも関係ないしその慇懃海外体質なので海外撮影のようなものに行く時コチュジャンとキムチだけあれば数ヵ月もなんでもなかったわ。だからもしかして、どこかに行かなければならなくてわたしを押し出すということならそうでなければいいな。まあ、その話でしょ」 回想。 ミンジュン「二月でもいいし一月でもいい、ただ一緒にいたいです。それで戻ることができずこの地で死んだとしても幸せな夢から覚めないでいられるならわたしそうしたいのですが・・・本当にダメなことですか?ダメですか?」 車内。 ソンイ「ところでまあ指名手配とかこんなのじゃないでしょ?これは隠匿罪が関わっている問題なので突然婚姻申告することはちょっとそうで控訴時効・・・違うわよねそんな・・・あらほこりが」 大学の博物館。 ソンイ「ここの職員たちは門も閉じないで退社したの?すぐにどのようにドアを開けたの?わたしたち夕食に行かない?わたしは何も食べてないところでお腹が空いてるのよ。フィギョンがお寿司買ってきてくれたのに食欲がなくて・・・」 ミンジュン「チョン・ソンイ!わたしが警告しただろ、わたしを信じるなと。おまえがそのようにばかみたいに信じてる男がどんな秘密を持っているのか話そうと会おうと言った」 ソンイ「話さなくてもいいわ。そんなに怖い顔して言わなければならない秘密ならわたし知りたくない」 身を翻すソンイ。 ソンイをつかむミンジュン。 ミンジュン「12年前おまえを救ったのが誰だったのか気になってたんじゃないのか?その時おまえを救ったのはわたしだ。おまえを救ったのには他の理由はなかった。その時おまえが400年前のその子、この簪の主人のその子に似ていたから。瞬間錯覚するほどよく似ていたんだ」 ソンイ「なんて話なの?いま。400年前の簪の主人。その時に生きていた人の顔をどうして分かるの?それならあなたが400年の間生きているということなの?」 ミンジュン「そうだ。わたしは400年前に外界からここに来てわたしが住む星に戻ることができなくてこの地で400年生きてきた」 ソンイ「ト・ミンジュンさん、行きましょう家に。わたしのト・ミンジュンさんまだすごく悪いわ」 行こうとするソンイ。 ガラスケースが割れる。 ミンジュン「関係ないって?わたしがだれでも。わたしはこんな人だ。それでもまだ関係ない?」 さすがのソンイも狼狽している。 第12話エピローグ。 ミンジュン『去る日が近づいているのに気分はどうかって?そうですね・・・』 口元を押さえ顔を歪め涙する。 第13話へ |